音楽は探すものでなく、たまたま出会うものである
私は今まで聴こうと思う音楽を探したことがない。
ランキングとか流行っているかも関係ない。
(もしかしたら音楽だけでなく他の色々の事もそうかもしれないけど)
「これ聞いて」
と、貸してもらったものや(今はダウンロードが主流なので減っているけど)
ダンスや映画を通してとか、
仕事関係などで会う人たちが、好きな曲、作っている曲を聞いてみるとか、
たまたま入ったお店でかかっていた音楽が良くて、お店の人に教えてもらったとか。
日々聴く音楽のほとんどは、
眠い時は、クラシック系で、テンンションを上げたい時はアップテンポなR&B系、
そのだいたいどちらかである。
学校の音楽の授業ではほとんど好き、と思える音楽に出会えなかった(日本の古い歌も美しいと今は思うけど)
今では音楽が無い日というのはありえない。
特に、ショッキングなくらいの出会いだった音楽について、幾つか書きます。
その⑴
中学生の時は、日本語の歌を聴いていたけど、高校の時に、
Stevie Wonder
を貸してもらって、彼を知らなかったので、その名前が、アルバムのタイトルかな?とその時は思ってしまったのだけど(笑)
ハマった。。。
それ以来、日本語の曲に疎くなってしまった。
美しくて、泣けた(T・T)
彼は、目が見えている人たちより、物事がよく見えているのではないでしょうか。
たくさん感じているのではないでしょうか。
その後、彼のライブに行き、もう、ただただ音の中に埋没していきました。言葉にはできない時間。
その⑵
Celine Dion
のライブに行った時に、もちろん、セリーヌも大好きなのですが、
そこにバイオリニスト葉加瀬太郎さん
登場し、To love you more を弾いていたのです。これまたショッキングで。。。
それまで私にとってバイオリンはオーケストラの中の一部の音でしかなかったのに。
行間がありすぎて、困りました。ほとんど行間なのではないですか。(音間?)それ以来、バイオリンの音は、私にとってビタミンと並んで必要な栄養素となっております。
特に葉加瀬さんの音は必要で、たくさん好きな曲がありますが、特に好きなのは、
ひまわり Color Your Life 太陽の子供たち Dolce Vita 冷静と情熱のあいだ
エトピリカ エトセトラエトセトラ。。。
そしてもちろん、情熱大陸。 Pia-no-jaC や古澤厳さんとのコラボも最高。
その⑶
Lauryn Hill
Miseducationは、一枚100万円だとしても高くない。レコードじゃないから擦り切れないけど、擦り切れるくらい聴きまくりました。
この中でもTo Zion は、言葉とか音楽とかでなく
LOVE そのもの。
私はどの宗教も信仰していないけど、ストリートとスピリット的なものを繋げようとする彼女の姿勢や反骨精神を美しく感じたし、それ以上に音楽自体が素晴らしかった。
Furgees(ソロになる前)の音も最高だし、Unplugged(アルバム)も良かった。
まだ、彼女のライブには行ったことがないので、行けたらいいな♪
本当に日々、音楽だけでなく、様々なことに出会うものである。
地球には酷く残酷なことをあるし、日々いろいろあるものだけど、美しいことも溢れていて、そちらに加担したいものです。
Taiko UNABARA 海原たい子